仙台市中心部の回遊促進につなげようという取り組みです。3つの商店街でスマートフォンを活用したスタンプラリーが1日から始まりました。

小笠原悠記者:
「一番町商店街で始まったスタンプラリー。スマートフォンを片手に街をぶらぶら歩きながら楽しめるということで、『番ぶら』と名付けられています」

特設サイトから無料で登録できる「番ぶら3.0」。商店街の回遊につなげようと仙台市などが立ち上げたもので、プライバシー保護の強化など次世代インターネットとして注目されるWeb3.0を活用しています。スタンプラリーには一番町の3つの商店街から飲食店や薬局、書店など33店舗が参加しています。

小笠原悠記者:
「今スタンプゼロの状態なんですが…見つけました!2次元コード!」

店に設置された2次元コードを読み取り、スタンプを獲得。買い物や飲食をしなくてもスタンプを集めることができます。

PUB THE SWAN 菅原伸友さん:
「新しい技術を使ったデジタルスタンプラリーに興味があって参加した。(Q、買い物などをしなくてもいいことについては)店の宣伝として割り切っていて、2次元コードの下に店名が出るので、そこで知ってもらうのもありなのかなと」

スタンプを集めると通貨の役割を担う「トークン」が貯まる仕組みで、参加店での支払い時に使うことができます。

デジタルスタンプラリー事務局まちくる仙台 石井光二さん:
「一番町西側の回遊が少し減っている特に若い人が駅周辺に行っている。今まで来たことのない人にぜひ店に入ってもらって、『こういう店なんだ』と今後の客になってほしい」

このデジタルスタンプラリーは今月29日まで開催されます。