低気圧頭痛のメカニズム

そのメカニズムや低気圧頭痛の対策について、「気象病」の外来を持つ東京のクリニックの久手堅司(くでけん・つかさ)院長にお話を伺いました。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長:
「気圧が下がると一番影響を受けるのが耳の奥の内耳という所で、そこから信号が脳に伝わって脳から自律神経を介して、自律神経のうち交感神経という痛みに関係しやすい所を刺激することが多い」

交感神経の働きが高まると、血管が収縮し血液の流れが悪くなって頭痛を起こしやすくなります。