社会人で味わった挫折と成長「飛び込み営業」で鍛えられたメンタル

大学でプロ入りを意識し始め、卒業後は名古屋の社会人野球チーム・東邦ガスへ。ここで更なる挫折と成長がありました。(【画像⑧⑨】は社会人時代の投球する姿)

(中日ドラゴンズ 加藤竜馬投手)
「社会人で『1年目から結果を出さないとプロは厳しいな』って思ってたので、そこで肘を怪我してしまったので、1年棒に振って2年目はあんまり結果出ずにっていう形だったんで、苦しかったです」

「今まで『ケア不足だな』っていうのは感じたので、そこからは本当に練習終わったらすぐケアする時間を設けて、体に気遣うようになりました」

【画像⑧】

そして、東邦ガスの営業職でメンタル面も鍛えられたといいます。名古屋の街を、飛び込み営業で何軒も回ってきたといいます。

(中日ドラゴンズ 加藤竜馬投手)
「身体が大きいですし、スーツですし、普通の人からしたら怖いと思うんで、自分は。お客さんからすれば『本当に東邦ガスの社員なのか』って疑われることもあったんすけど、『そう思われても仕方がないな』って思っていました」

ーやっぱり努力だけでは取れない営業がある?
「はい、『諦めることも大事やな』って。たまには諦めないとやっていけないんで」

【画像⑨】

「頑張るところは張って、いい感じに諦めて、息抜きしてうまくやっていかないといけないな、というふうに思いました。無理なら無理で仕方ないですし、本当にプラス思考に…営業でも『なんかいけそうだな』と思ったらいけるんで、へへへ」

24歳で飛び込むプロ野球界 目標は?

高校・大学・社会人でさまざまな経験を積み、24歳で飛び込むプロ野球の世界。そんな加藤投手が、プロ1年目で目指すものとは。

(中日ドラゴンズ 加藤竜馬投手)
「自分もプロに入ってから十分成長できると思うんで、自信はあります。今まで通りやっていけば、やっていけるかなと思ってるんで、もうどんな形でもいいんで、本当に毎試合でも投げれるように、勝利に貢献できるようなピッチャーになりたいです」

「最近では岡山県でいろいろなスポーツ選手が出てきているので、自分もその人たちに負けないように、ニュースで一番流れるようにしっかり結果を出して、岡山がもっと熱くなれるように頑張りますので、ぜひ応援を宜しくお願い致します」