オペレーターを置かずに自動で除雪作業ができる新システムの見学会が、26日に長野県中野市で行われました。
見学会は建設やシステム開発のフクザワコーポレーションが開いたもので、自動制御システムを搭載したロータリー式除雪車の作業の様子が公開されました。
一般的な除雪車は運転手とオペレーターが必要ですが、自動制御システムには雪を投げ込む場所や角度などを登録しておくことができ、オペレーターなしでも複雑な作業が可能です。
開発にあたるフクザワコーポレーションの福澤直樹社長は「人手不足の解消や除雪コストの低減につながればと考えています」と話していて、3年から5年後の実用化を目指しています。
見学会ではこのほか、路面の状況をカメラで確認して凍結防止剤をまくシステムなども実演されました。














