大谷翔平選手が寄贈したグローブをめぐって市役所の対応に批判が殺到した大分県別府市。26日ようやく小学校に届けられ、子どもたちがキャッチボールを楽しみました。
大谷翔平選手から贈られたグローブを見て、笑みを浮かべる子どもたち。別府市の石垣小学校では26日、児童会のメンバーが代表でグローブを受け取りました。
子どもたちは早速、グラウンドでキャッチボールをして、グローブの使い心地を確かめていました。
(児童)「初心者でも扱いやすいグローブで楽しかった」「左利きの人でも使えるように考えてくれてとてもうれしい」
別府市の“大谷グローブ”をめぐっては…。
(長野恭紘別府市長)「小学生のみなさんにいずれ近いうちにお届けするけども、市民のみなさんも見たいと言っているので見せてあげたら喜ぶよねと」
別府市はグローブを小学校に発送する前に市役所に展示。これを長野市長がSNSに投稿したところ、批判が殺到し物議を醸しました。こうした声を受け市は急遽、発送を4日早め26日14校に届けました。
混乱はあったものの無事、子どもたちのもとに届いた“大谷グローブ”。石垣小学校では今後クラスごとにグローブに触れる時間を設けるということです。