全ての公立中学校で見直しも 学校でばらつきが

消えつつある「ブラック校則」。
宮崎市教育委員会によると、2020年以降、市内にある公立中学校25校すべてで、校則の見直しが行われたということだ。
(宮崎市教育委員会学校教育課 西村広行さん)
「子どもたち自身が、いろいろなことを自分のこととして捉えるとか、考えるということが大事というような教育に変わってきていますので、そういった意味で校則の見直しも一つの流れかと思います」

ただ、宮崎東中、生徒指導主事の川田教諭は、学校によって改定状況にばらつきがあると指摘する。

(宮崎東中学校生徒指導主事 川田一憲教諭)
「宮崎市内でも、かなり変わっているところと、あまり変わっていないところと、ありますので、その辺をどう調整していくのかというのも、実は大事ではないかと思います」

(生徒会長・和田真凛さん)
「(厳しい校則は)個性をどうしても潰してしまうということに繋がるのかなという気はしているので、それこそ多様性という風に、(校則見直しは)それぞれの個性があっていいという考え方を学校内で広める機会になると思います」

学習上、生活上の規律としてどんな校則が必要なのか。
引き続き、学校側と生徒たちが意見を出し合っていく必要がありそうだ。















