捨てるところがない!アンコウの「七つ道具」とは?

見た目はインパクト十分。大きなものでは、体長が2メートルになるものも、あるといいます。身は柔らかく、上品な味わいで、低カロリー。さらに「捨てるところがない魚」と言われています。

割烹旅館天地閣・大平均社長「7つの道具全部あるので全部食べられる。歯の部分と、真ん中の骨、腸の捨てる部分だけ。食べられないのは。」

アンコウは「肝」「ぬの」と呼ばれる卵巣、「えら」「ひれ」「皮」「胃袋」そして「身」の7つの部位を食べることができ「七つ道具」と呼ばれています。

産地は茨城県の大洗などが有名ですが、県内でもいわき市や相馬市で、多く水揚げされています。旬は11月~3月で、その中でもおいしいのが、いまの時期なんです。

福島丸公・山下明彦さん「昨年処理水が放出された時はアンコウも低調で伸び悩んでいたんですが、いまは県内外応援してくれる人がたくさんいるので、アンコウの値段も徐々にあがってきて私たちとしては嬉しい限りです。」