大雪をもたらした今回の寒波。しかしこの後は一転、「高温」に注意です。

石川博康 気象予報士
「大雪のあとは高温に注意が必要です。特に来週は3月並みの気温になりそうです。
今季一番の寒気が去った後の天気。山陰地方は大雪のピークは過ぎましたが、26日(金)も引き続き寒気が残る予想で、山陰地方は雲の多い時間帯が長くなりそうです。
週末も雲の多い天気ですが、来週になると晴れ間も出てくる見込みで、気温も上がって30日(火)頃は3月上旬並みの暖かさになりそうです。
気温の変動が大きく体調管理に注意が必要ですし、雪の多い地域ではなだれにも注意してください」

気象庁は25日午後、北海道を除く全国各地に、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。1月31日頃からは各地で、この時期としては10年に一度クラスの暖かさとなる可能性があります。

【東北地方】
2月3日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +2.2℃以上)
東北地方の向こう2週間の気温は、寒気の影響を受けにくいため高い日が多く、かなり高い日もあるでしょう。農作物の管理等に注意してください。

【北陸地方】
2月3日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +2.4℃以上)
北陸地方の気温は、向こう1週間程度は平年並か高いでしょう。その後は、寒気の影響を受けにくいため高く、2月3日頃からはかなり高くなる可能性があります。
農作物の管理等に注意してください。積雪の多い地域ではなだれに注意してください。