石川県の被災地では1万人あまりが避難生活を続ける中、一部の避難所などで支援するボランティアたちの人員不足が指摘されています。県のボランティアにはすでに1万人以上が登録していますが、なぜなのでしょうか?

被災者が“被災者を支える” ボランティアの受け入れは

被災した市民の暮らしを支える「七尾市災害ボランティアセンター」。日々、被災者からの電話を受け、「今、必要なこと」を聞き取っています。土日も休まず、職員総出での対応が続けられていました。

被災者にとって厳しい状況が続く中、暮らしをどうサポートしていくか。その「重要性」は日に日に高まっています。

七尾市の施設に全国から集まった多くの支援物資。これを、支援団体と地元のボランティアが手分けをして市内にいる被災者に届けているといいます。一方で気がかりなこともあります。

熊本支援チーム 大塚亜由莉さん
「地元のボランティアも被災しながらも活動しているので、息抜きというか県外の方がもっと入ったら、その分、地元のボランティアが自分たちの事に集中してくれるかな」

被災地では今、被災者の生活を支える「被災者」が大勢います。

七尾市で避難所の運営を行っている関軒明宏さん(55)もその1人です。関軒さんは自宅の屋根が崩れるなど被害を受けましたが、発生直後から避難者の支援を続けてきました。当初は連日、24時間態勢での対応でしたが、今は3日に1回は自宅に帰れるようになったそうです。