時計店店主「復興に10年かかってもまだ75歳、頑張れる年齢」

メガネ・時計店を営む木下伸一さん(65)は、無料でメガネの修理を始めました。きっかけは、古川さんの店を訪れたことでした。

メガネ・時計店「キロク」 木下伸一さん
「1月2日という一番大変なときにパンを焼くというパン職人、職人魂といいますかね。そういったものに大変心を打たれて。私もメガネ職人の端くれですから、私自身にも何かできることはあるはずだと思いまして」

店内はガラスや商品が散乱し、足の踏み場もない状態でしたが、修理道具を持ち出し、1月8日からこれまでに12本のメガネを修理しました。

メガネ・時計店「キロク」 木下伸一さん
「私自身も1月1日の被災のときに、メガネがぶっ飛んで壊れたものですから、こういう状況の人は多数いると思いまして。メガネの修理なら私の体ひとつあれば、工具と私の体一つあればできるので。

私も65歳という年齢ですから、もし復興に10年かかっても、まだ75歳です。まだまだ頑張れる年齢だと思うので、私自身としてはまだまだ希望は捨てていません」

妻の京子さんも、自分にできることはないかと考え、SNSで支援物資や避難所の情報を発信しています。

妻・木下京子さん
「大きな支援というのはありがたいことに全国からいただいているけど、小さいこと、自分のできることをやっていきたいなって。大変だけど、今まで通りやっていきます」