「ランドセルが重い」回答の小学生 3.5人に1人が体の痛みを
重い荷物を持つことは子どもたちの体にも負担をかけているのではないか?
調査班はそう考え、整骨院で話を聞いてみると・・・
(あさの整骨院 浅野 瑛 院長)
「重いランドセルを背負うことによって重心が後ろにいくので、それによって腰が反って、さらに重心をとろうと体が前にいきます。そうすると、反り腰・猫背になって、人によって腰痛だったり、肩こりになってきます」

実際、フットマークが行った意識調査では、「ランドセルが重い」と回答した小学生の3.5人に1人が、通学時に肩や腰、背中など体の痛みを訴えたことがあるという結果が出ています。

あさの整骨院の浅野 瑛 院長は、体に負担がかからないよう、ランドセルを背負うには、ベルトを適切な長さに調節することが大切だと話します。
(あさの整骨院 浅野 瑛 院長)
「少し長い気がする。ランドセルが後ろに傾いてしまっているので、できたら体に対して平行くらいになると負担は少ないですね」

ベルトを調節すると、ランドセルと体の間に隙間がなくなり、姿勢も良くなります。

(廣末圭治記者)
「しっかり背中に合うように背負うと、ランドセルが背中にピタッと張り付いている感じがしてすごく楽になる」