雲南市木次町の斐伊川堤防桜並木。
2キロにわたって800本の桜が並ぶ、島根県内有数のサクラの名所です。
春ともなれば10万人以上の観光客で埋め尽くされる人気のお花見スポットですが、もちろん今はまだ枯れ木のようなサクラが寂しく並んでいるだけ。
桜守 石田侑生さん
「きれいな花が咲くようにという下ごしらえみたいなものでして。この時期が一番大切ですね。」
桜守 武井基次さん
「葉っぱのない時のほうが枝ぶり(樹形)が分かりますから。その時に不要な枝を見極めないといけないんです。」

2人は、サクラの木の維持・管理を担う専門の職人「桜守(さくらもり)」です。
市町村合併前の旧木次町時代から30年以上、代々「桜守」がこの地のサクラを守ってきました。
武井基次(たけい・もとつぐ)さん(71)は、3年ほど前に静岡県からIターンして、去年9月に歴代6人目の桜守になったばかり。
それまでしばらくは、先輩の石田侑生(いしだ・ゆきお)さん(70)が、たった一人でこの地のサクラを守ってきました。
桜守 石田侑生さん
「2人だとね、勢いが違いますので、気持ち的にも助かります。」
静岡県で半世紀近く造園会社を営んで来た武井さんが、リタイア後の移住先を雲南市に決めたのも、サクラが理由だったといいます。














