一時は引きこもるも…『次は自分がやる番や』という思いで消防団に

 再び地震が起きたら…。そんなトラウマから柴田さんは一時自宅に引きこもるようになります。
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 しかし、地域の人やボランティアが声をかけ続けてくれたことで、少しずつ前を向けるように。18歳の時に「自分のような人を助けたい。地域の力になりたい」と消防団に入団しました。

 (柴田大輔さん)「火事のにおいがすると、やっぱり震災の時のにおいと一緒なので、恐怖にはなるんですけどね。ただそこで助かった命が自分自身もあるので。いろいろな方に助けてもらった。次は自分がやる番やなっていう思いがあったから」