3月に行われる公立高校入試の志願倍率が17日、発表されました。全日制の志願倍率は平均で1.00倍で、志願倍率が最も高かったのは仙台南普通科の2.07倍でした。
県教育委員会によりますと、全日制の68校128学科の募集定員1万3640人に対し、受験を希望している生徒は1万3656人で、志願倍率は平均で1.00倍と1972年の統計開始以来、2番目に低くなりました。
志願倍率が最も高かったのは仙台南普通科の2.07倍で唯一、2倍を越えました。
続いて、宮城農業食品化学科と仙台一普通科がともに1.85倍でした。
県高校教育課 遠藤秀樹課長:
「仙台市内の普通科、特にいわゆる進学に特化しているような進学校と呼ばれるようなところが(高倍率で)名を連ねている」
試験は3月5日、合格発表は3月14日に行われます。インフルエンザや新型コロナで本試験を受験できない受験生は3月8日の追試験か、あるいは3月21日の第2次募集の受験で対応します。さらにこれらを受けられなかった生徒については書類のみの試験が行われます。
公立高校の出願受け付けは、2月13日から16日まででとなっています。