能登半島地震の被災地で給水活動を行った長崎市の職員が市長らに活動を報告しました。

今月7日から5日間の給水活動を行ったのは長崎市上下水道局の職員4人です。



長崎市からの第一陣として派遣された4人は地震で水道管が破損し、町内全てが断水した石川県能登町に給水車で向かい、住民たちに水の提供を行いました。

長崎市上下水道局事業部 水道建設課建設1係 篠原昌記係長:
「除雪を行いながら合わせて給水活動を行いました。一日に何回も往復をされる方、赤ちゃんを胸に抱えられて水を取りに来られる方もいらっしゃいましたので、心が痛むような(状況)」
第一陣は、地震の被害を免れた浄水場を往復し 1日12トンを給水しました。

町内の断水は現在も2%しか回復しておらず、長崎市では17日、給水活動の第3陣を派遣する予定です。
能登半島地震ではこれまでに、災害関連死を含め222人の死亡が確認されています。