能登半島地震で被災者が寝泊まりする避難所に、岩手県から電気を供給する業務に当たる応援派遣隊が13日朝、出発しました。
この派遣隊は東北電力ネットワーク岩手支社と盛岡をはじめ県内7つの電力センターの社員合わせて20人です。一行は石川県の穴水町にある避難所に電気を供給する高圧電源車の監視と運用に当たります。活動期間は今夜から5日間です。
13日朝、盛岡市で行われた出発式で隊長の昆野吉則さんは「住民の方へ安心を提供したい」と決意を語りました。
東北電力ネットワークとして岩手県から能登半島地震の被災地に社員が派遣されるのは今回が初めてです。県内からの派遣は2019年9月の台風10号被害に伴い千葉県で活動して以来となります。
石川県内では約1万2000戸(13日午前9時40分現在)が停電していて、16日には岩手県から別の社員の派遣が予定されています。