地域住民らが避難所運営「ひとりひとりができることを結集して生活」

 鵠巣地区にある小学校ではいまも約180人が避難生活を送っています。地震発生後、突然孤立状態となり、市の職員などもいない中、地域の住民たちが中心となって避難所の運営を始めました。

 運営チームの1人、山下加南子さんに話を聞きました。

 (山下加南子さん)「今、発電機で電気を供給しているんですけど、これも地域の持っている方が貸してくださっています。地域の皆さんから借りたりとか、ひとりひとりができることを持ち寄れるものを結集して10日以上も生活できています」

 自衛隊から物資が届くようになったのは、地震の発生から3日後。それまでは自分たちで持ち寄ったもので過ごしてきました。

 (山下加南子さん)「(Qここにあるのは各地から届いた物資?)自衛隊さんが運んでくださった、皆さんからご支援しただいた物資と有志の団体さんからいただいたものもあります。箱にメッセージとかを書いてくださる方もいらっしゃって。こんな状況で気持ちも体力もギリギリなんですけど、こうやって『みんな応援してくれているんやな』って思ってがんばれます」

 しかし、ライフラインはすべて止まったまま。仮設トイレなどの搬入もできないため、自分たちで雨水をためたりしてトイレを流しているといいます。

 (山下加南子さん)「2週間近く避難が続いておりますから、皆さん軽度の体調不良、私もですけどせきが出てきたりお腹の調子が…という方が出てきているので、みんなで毎日声をかけあいながら『体調大丈夫ですか』と。(Q医師は?)今いないので困っています。本当に緊急性が高い場合には(自衛隊の)ヘリコプターを要請したりとか、陸送で土手を担架で運ばないといけない状況になっています」