「明けない夜はない」スタッフが残したメッセージ
石川さんは、診察の一方で水の手配にも動き、自衛隊からの給水を確保します。さらに、問題が。
石川医師「インフルエンザが流行ってきていて、患者さんへの対応、発熱外来がかなり多くなってきたのでお手伝いさせてもらったり、救急外来のお手伝いをした」
こうした状況が長引く中で、石川さんは患者やスタッフの心のケアの重要性を感じたといいます。
石川医師「我々福島から来たと話すと驚かれて『福島はもっとひどかったんですよね』『私たちも頑張らなきゃならないですよね』と言われる。東日本大震災を経験した医療人として、そういう方々の話を聞いてあげるというのは何かには貢献できるのではないかなと」
スタッフのひとりが、宇出津病院に1枚の手紙を残しました。
「明けない夜はない」
