政府はきょう、情報収集衛星によって撮影された被災地の画像を内閣官房のホームページに公開しました。

内閣衛星情報センターは、情報収集衛星が撮影した石川県珠洲市や輪島市など合計21枚の被災地の画像を内閣官房のホームページに公開しました。画像は衛星の性能がわからないように加工されていますが、土砂の崩落や海底が隆起した様子などが確認できます。

衛星は大規模災害に対応するための情報収集などを主な目的として導入されたもので、これまで、▼2018年の北海道胆振東部地震や、▼2020年7月豪雨など、8度の大規模災害で画像が公開されています。

次の更新のめどは立っていませんが、内閣官房の担当者は公開された被災地の画像を「専門家の分析などに役立ててほしい」としています。