耐震補強した2か月後に再び被災…濱塚さんの想い
濱塚さんの自宅は、一階の屋根の部分は、大人の腰あたりまで落ちてきています。一階部分はぺちゃんこにつぶれてしまっています。この住宅は、去年の地震後に耐震補強の修理をして11月に住み始めたばかりでした。
濱塚さん「さぁ、これから、という時に…がっかりしましたね」
地震が発生した1日は、翌日に津幡町にいるご家族が集まる予定だったんでした。
濱塚さん「1日が仕事だったので2日に来いと言っていた。もし1日に来ていたら、たぶん人的被害が出ていたかもわからないですけども…来なくて助かりました」

生まれてからずっと珠洲市で暮らしてきた濱塚さんですが語るのは、今後への不安です。
濱塚さん「先が見えないんですよね。先が見えないから、何も考えられない。ここに住んでいても、こういう地震が続いたらもう住めないですよね」

住民らは、ここに住み続けるのか、離れるべきなのか複雑な思いで暮らしています。