避難所に行ったって、休めるわけない…
男性は1日の地震発生後、津波から逃げるために1度近くの病院へ避難したといいます。
70代男性:「避難所行ったって休めるわけない、食事関係も出ないし、水が少し出ただけ、体は全然休められなかった」

突然の避難所生活になじめず、ほかに行き場所はないか探しました。しかし、男性には身寄りがなく、最終的には自宅に帰らざるを得なかったというのです。

70代男性:「ドアが向こうに外れて動かない、家が傾いている」「ドアがここまでいかない」

氷見市では、400件近くの建物が「危険」と判定。
男性のように自宅が危険と判定されながらも、そこにとどまっている住民はほかにもいるといいます。

こうした中、氷見市では10日から自宅が被害にあった住民を対象に応急住宅の受け付けを始めました。
