サッカーJ2ベガルタ仙台、新シーズン始動にあたり、10日、選手らが東日本大震災の被災地を訪問しました。

毎年シーズンのスタートを被災地訪問から始めるベガルタ仙台。10日午後、選手らは宮城県の山元町震災遺構・中浜小学校を訪れました。

語り部から当時の様子を聞き津波の恐ろしさや被害の甚大さを改めて実感する機会となりました。その後、選手たちは慰霊碑「大地の塔」へと移動し献花をおこないました。

石巻市出身で被災した菅原龍之助選手は、今シーズンに向け決意を固めます。

ベガルタ仙台 菅原龍之助選手:
「地元が石巻なので震災の映像だったり、こういう被災地訪問をしていると、当時の記憶が鮮明によみがえってきて、地元出身として覚悟だったり責任をもって今年も頑張らないといけないなと感じました」