最大震度7を観測した能登半島地震。
JNN取材団の一員として、SBCの記者も被災地の取材に入っています。
富山県の発災翌日からの状況を大塚記者が報告します。


大きくひび割れたアスファルト。

今にも横に倒れそうな建物。

震源地の石川県能登半島からおよそ80キロ離れた富山県高岡市は震度5強を観測しました。

大塚記者:
「富山県高岡市のJR伏木駅前です。見ての通り道路が隆起した状態となっています」

私は地震発生の翌日から、高岡市で取材を始めました。

被災した女性:
「すごい長く横揺れ、家崩れるかと思いました」
「本棚が全部倒れて、食器棚も中から(食器)が出てきたりしていました」

被災した男性:
「もともと(道路と家の土台が)同じ高さだからねここが。家自体が下がったという感じなのかな」

高岡市伏木(ふしき)地区は住宅が密集するエリアです。


被災してしばらくは地区全体が断水し、住民たちが近くの湧き水で水をくむ姿がみられました。