水をくむ男性:
「飲み水もない、買ってあるお茶くらいしかなくてトイレも流れないし、水あるよって聞いてくみに来た感じですね」
地面は至るところで液状化現象とみられる道路のひび割れや、建物の沈下などがみられ、駅前の公衆トイレも傾いていました。
高岡市によりますと、液状化とみられる被害は広範囲で確認され、現在も被害規模を調査しているということです。
一方、地震の揺れでは、築100年以上の土蔵が屋根から崩れ落ちていました。

土蔵の所有者:
「揺れがおさまってから見に行ってみたらこの状況でして」
「2階の床が落ちているんですね」
取材当時は、掛け軸や食器などが散乱したままの状態で、住民の方は途方に暮れていました。

住民:
「これからどうしたものかなと思うしかなかったですね」
元日に、突如として人々の日常を奪い去った大地震。
富山県内で地震で亡くなった人は確認されていませんが、建物や道路などの復旧にはかなりの時間がかかりそうです。

















