文部科学省は、能登半島地震で被災した生徒が13日と14日に行われる大学入学共通テストの本試験を受けられない場合、27日と28日に予定している追試験を受験できるよう、特例措置をとるとしています。

追試験の会場としては、東京都と京都府の2か所とされていましたが、加えて石川県金沢市にある、金沢大学角間キャンパスに会場を設置すると発表されました。

余震が続くなかで試験の実施が可能かどうかなど、県にも意見を聞いた上で最終的に決定したということです。

追試験の申請方法や申請期間については、早ければ今日中に大学入試センターから発表される見通しです。また、被災によって大学入学共通テストの受験票を紛失した場合や、大学受験に必要な調査書が手に入らない場合などの出願の方法や受験当日の手続きについて文科省は、できるだけ柔軟な対応をとるよう大学に対して依頼するとしています。