東北大学(水工学) 田中仁総長特命教授
「津波が入る状態を考えると(川には)抵抗や障害になるものがなく、上流に上がっていく」
こう話すのは、河川津波に詳しい東北大学の田中仁総長特命教授。
陸上自衛隊員のリポート(震災発生直後):
「川を遡上する津波が確認できます」
川では、エネルギーを弱める障害物が少ないため、速度を落とすことなく想像以上に遠くまで津波が到達すると指摘します。
東北大学(水工学) 田中仁総長特命教授:
「(川では)時速30キロから40キロであがるが、陸上は、速度が半分ぐらいに落ちてくる」
そして、猛スピードで遡上する津波は、思わぬ被害をもたらします。

















