6日の午後11時20分ごろ、石川県の志賀町で震度6弱の揺れを観測した地震で、周囲の地震計に比べて震度が大きかったことについて、気象庁は、地震計に異常がないか調べることにしています。
6日の午後11時20分ごろ、能登半島沖を震源とするマグニチュード4.3の地震があり、志賀町で震度6弱を観測しました。一方、震度6弱を観測したのは志賀町香能の1か所のみで、周囲では震度4以上の震度を観測した地点はありませんでした。
志賀町役場では「2~3秒ほどグラグラと揺れたが大きな揺れではなかった」ということで、新たな被害もないということです。
また、志賀町にある北陸電力志賀原子力発電所でも、震度2を観測し、この地震による異常は確認されていません。
気象庁地震津波監視課の鎌谷紀子課長は、地震計に異常がないか現地に職員を派遣して確認すると述べました。
一方で、地震の波形としては正常に見えるとして、「揺れていた時間が短いが、揺れの大きさ、加速度が大きかった」と、実際に震度6弱の揺れを観測したという認識を示しました。
また、震度6弱の情報を発表したのが地震発生から16分後だったことについて、気象庁は、周囲と比べて震度が大きかったため、確認に時間がかかったとしています。
注目の記事
「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 富士山科学研究所 吉本充宏研究部長が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】
