花園出場をかけた石川県高校ラグビー大会の決勝戦。
日本航空石川が鶴来を大差で破り、21大会連続で花園への切符を手にしました。
3日、金沢市営球技場で行われた決勝は、12年連続で航空石川と鶴来の顔合わせとなりました。
試合開始早々、航空石川のバックス陣が敵陣に攻め込み、最後は村山がトライを決め先制します。
その後も航空石川がフォワードを中心にトライを重ね、33対0で前半を折り返します。
一方、鶴来も後半に入り相手陣内に攻め込みます。
フォワードの連続攻撃で、じりじりとゴールラインに迫りますが、航空石川の粘り強い守備により、残り1メートルのところで反則を取られてしまいます。

鶴来の反撃も及ばず57対0で航空石川が勝利し、21大会連続で花園出場を掴みました。航空石川の尾芝樹心主将は
「石川県代表として恥の無いプレーを花園でできるように頑張る」と花園に向けて意気込んでいました。
他の運動部からの助っ人の力も借りて戦った鶴来の田島翔大主将は試合後、
「悔しいです。助っ人も助けてくれて力になったので感謝しています」と話しました。

航空石川は12月27日から、大阪の花園ラグビー場で始まる全国大会に挑みます。















