石川県七尾市では初めてとなる、ギネス世界記録が誕生です。同時に卵かけご飯を作った人数を競う一風変わったイベントが2日、和倉温泉で行われました。

2日、七尾市和倉温泉の会場に集まった、大勢の小中学生とその保護者。配られたのは炊き立ての能登産の米、そして温泉卵。地元住民400人で挑むのは、「同時に卵かけご飯を作った最多人数」のギネス世界記録です。

「頑張るぞー、おー」

制限時間は5分間。ご飯に温泉卵をのせて醤油をかけるシンプルな工程ですが、互いにアドバイスや手伝うことは禁止。規則違反がないか、監視員も目を光らせます。

参加した中学生
「めっちゃ緊張しました」
「一人で作るよりもみんなとワイワイやって楽しい」

これまでの最高記録は、北海道・比布町の325人。気になるその結果は…。

「卵かけご飯を作ることに成功した人数は・・・。397名です」

成功したのは400人中、397人。七尾市で初めてとなるギネス世界記録に認定され、茶谷市長に認定証が手渡されました。主催した県中小企業家同友会では、今後もこうしたイベントを通じて、能登の復興や子どもたちの思い出作りに役立てたいとしています。