新型コロナウイルスの無料検査の闇。無料検査を実施した医療機関が、国から巨額の補助金を騙し取っていたとして、院長が逮捕された。MBSは逮捕前に院長を直撃取材。さらに別の検査事業の会社の元関係者は、“代理店”と呼ばれる人たちが動き、日常的に不正が行われていたと証言する。

検査実績を水増し請求した疑いで逮捕者

 (記者リポート 1月4日)「午前9時です。貝田容疑者を乗せた車が西成警察署に入ります。新型コロナの無料検査事業で補助金を水増し請求した疑いが持たれています」

 1月4日、詐欺の疑いで逮捕された「心斎橋ミライデンタルクリニック」の院長で歯科医師の貝田勝之容疑者(63)。警察によると、貝田容疑者は2022年2月~6月、新型コロナの無料検査事業で、検査実績を約9600件水増ししたウソの申請をして、国の補助金約1億6500万円を騙し取った疑いが持たれている。