宮城県村田町を拠点に活動する大衆演劇の劇団が4日、辰年にちなみ龍の演目を披露しました。劇団には能登半島沖地震で被災した石川県出身の団員もいて被災地の復旧を願いながら新春の舞を踊りました。

大衆演劇を披露したのは「蔵ノ街一座劇団楓」です。会場となったのは村田町に12月オープンした劇場「燃虎座」

劇団楓のメンバーは合わせて8人。別の劇団で全国を旅していた座長の三好辨太郎さんらが大衆演劇で町おこしをしようと去年3月に旗揚げし村田町を拠点に活動しています。

蔵ノ街一座劇団楓 三好辨太郎座長:
「お芝居や舞踊を見ていただいて、宮城県だけじゃなく日本国中みんな見ていただいて喜んでいただこうかなと思ってやっています」

蔵ノ街一座劇団楓 三好りな太夫元(蔵王町出身):
「まだ大衆演劇を見たことがない人たちに、宮城県には『燃虎座』があるんだということを思ってもらえるよう一生懸命頑張っていきたい」

今年最初の舞台となった4日は、干支の辰にちなみ「龍神の舞」を初めて披露しました。