能登半島地震の発生直後から石川県の「珠洲市長橋」で津波の観測ができなくなっていましたが、気象庁は「観測地点の地盤の隆起により観測できなくなった」と発表しました。

地震の後に国土地理院が撮影した空中写真を分析したところ、観測地点の周辺一帯で地盤が隆起し、海底だったところが海面の上に露出していることがわかったということです。

この観測地点が使えないことによる津波警報などの発表への影響はありません。

気象庁は「代わりの観測地点の選定を含め早期の観測再開に向けて作業を進めている」としています。