能登半島地震は最大震度7を観測して以降、4日午後には生存率が著しく下がるとされる72時間が経ちます。被害の全容解明が進まない中、被災地では懸命の活動が続いています。

石川県珠洲市のようす

石川県珠洲市では、今朝から行方不明者の捜索や倒れた家屋や、家具の下敷きになった人の懸命な救助作業が続いています。神奈川から応援に入った警察は、倒壊した家屋に男性が1人取り残されていると通報があった正院町の住宅を捜索しました。また、すでに消防によって救助されましたが、死亡が確認された住宅もあったということです。

石川県珠洲市のようす

珠洲市によりますと、3日は4人が救助されたそうですが、まだ30件ほどの救助要請に応えられていないということで、発災から72時間を前に、被災地はひっ迫した状況が続いています。