官公庁は4日が仕事始めです。

長崎県の仕事始め式で、大石知事は、2023年末、佐世保市へのIR誘致が不認定となったことに触れ、引き続き地域振興に取り組みたいと述べました。

長崎県の幹部らおよそ300人が出席して行われた仕事始め式。

冒頭、1日に発生した能登半島地震の犠牲者へ黙祷を捧げました。

年始の挨拶で、大石知事は、佐世保市に誘致を目指すIRが、資金調達の確実性の裏付けが不十分などの理由から認定されなかったことにふれ、国に説明を求めるとした上で、引き続き地域振興に取り組むと述べました。

大石知事:「県北地域の振興につきましては、IRの有無に関わらず、今後も佐世保市と県・市連携で積極的に取り組んでいくとの方針を宮島市長とも確認したところですので、皆さまにおかれましては引き続きのご理解ご協力を何卒よろしくお願いいたします」

また、2023年に示された新しい長崎県づくりのビジョン案の実現に向けて、2024年度は、デジタル技術の活用で業務効率化を図り、現場に積極的に足を運ぶことで重点施策を推進してほしいと述べました。