「結婚生活の始まりは修業の始まりだった」
当時、英晃さんは、同じ職場の千里さんと交際していました。『塩職人になる』という決意を聞き、自身もついていくことを決めた千里さん。2人は退職と同時に、結婚。遠く離れた高知県、田野屋塩二郎さんのもとで修業を始めます。

▼千里さん「公務員としてずっと歩んでいくものと思っていたので、彼の決意を聞いて衝撃でしたが、あまりにも塩の魅力を情熱的に語るので、私も一緒に飛び込んでみようかな、と。新婚生活の始まりが修業の始まりでした(笑)両親には反対されるかと思いましたが、夫婦2人で夢に向かうなら、と応援してくれています。」