日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、23日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる見込みです。特に新潟県上越地方では、平地でも24時間の予想降雪量が多い所で60センチとなっていて、交通障害に注意・警戒が必要です。気象台は大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけるほか、なだれ、樹木や電線への着雪、路面の凍結にも注意するよう呼びかけています。
新潟県柏崎市の国道では去年、大規模な車の立ち往生が発生しました。
ドライバーの中には、車の中で暖をとる人の姿が多くみられました。
大雪で車の立ち往生に巻き込まれたとき、どうしたらいいのでしょうか?
車の移動中に雪で身動きが取れなくなった時、安全に過ごすためにどうすればいいのか、JAF新潟支部に聞きました。
すぐに脱出できるように!
まずは、いつでも脱出できるように、風下側のドアが開くかどうか、定期的に確認するようにしましょう。
排気ガスを車内に入れない!
そして、気を付けなければいけないのが「一酸化炭素中毒」です。
排気ガスを車内に入れないことが重要です。マフラーの排気口は雪でふさがれないように周辺をこまめに除雪しましょう。また空調は「外気導入」にすると、およそ16分間で危険な状態になるため「内気循環」にしましょう。

ただ、車体の隙間などから排気ガスが侵入しますので、こまめに換気したりこまめにエンジンを止めたりすることが大切です。一酸化炭素は臭いがなく、最悪の場合、“死に至る”こともあります。