厳しい寒さいつまで? 次の「第2波」影響はクリスマスすぎるか
週間天気予報の支援図で、地上の気温を大きく左右する850hPa(上空1500メートル付近)の気温予想をみると、寒気の流れ込みには「2回のピーク」があることがわかります。

寒気流れ込みのピーク
1回目:17(日)~18(月)
2回目:20(水)~23(土)
特に西日本では平年よりも大幅に気温が低い寒気が流れこんでくる見込みです。上空の強い寒気が西回りで流れこんでくるためで、予想では上空1500メートルの気温は平年よりも10℃前後も低くなっています。

21日をピークに西日本の上空にも上空1500m付近で-12℃以下の非常に強い寒気が流れ込む予想です。この強さの寒気は真冬でもそう何度もないようなレベルの強さです。

そして西日本では強い寒気の影響が25日(月)のクリスマス頃まで続く可能性があります。2週間先までの気温予想にも使われる予想資料を見ると、西日本や沖縄・奄美では、5日間平均が来週まで平年よりも気温が低くなっている予想です。
第2波のピークは20日から23日ごろですが、西日本を中心にその後も平年よりは気温が低い真冬並みの寒さは続く可能性があります。