2回目の寒波のピーク 西日本では平年より10℃低い

週間天気の予報資料をみるとわかるように、今回の寒波は週末まで続きます。強い寒気が流れこむピークは2回あり、19日(火)はやや寒気の流入は緩みますが、19日に日本列島の北と南を2つの低気圧が進んだ後、冬型の気圧配置が強まります。
日本付近には再び強い寒気が流れこんで20日以降に「2回目のピーク」となります。

20日以降は西回りで非常に強い寒気が流れこみ、西日本の上空1500mで-12℃以下の非常に強い寒気が入る予想です。
特に21日(木)・22日(金)あたりがピークで、この強さの寒気は真冬でもそう何度もないようなレベルの強さで、この時期の平年よりも10℃程度も低い気温です。
これが12月下旬としては“10年に一度レベル”の低温と大雪をもたらします。
西日本でも山地は大雪 平地で積雪も 最高気温が5℃に満たない日も

11月から12月にかけては気温のアップダウンが非常に大きい日々が続いています。体には非常に応えるパターンですが、先週との大きすぎる寒暖差に注意が必要です。
強力寒波の2回目のピークは特に西日本で影響が大きくなります。21日(木)・22日(金)がピークですが、その後もクリスマスにかけて平年よりも気温が低い状況が続きそうです。

