「安倍派5人衆」役職閣僚独占に「当選6回以下に不満?」

(武田氏)そういうバイタリティのある人で、何を言いたいかと言うと、いろいろ取材すると安倍派の中に、彼は当選4回ですけれど、当選6回以下の議員にすごく不満がたまってんですよ。いわゆる「安倍派5人衆」って言われてる人たちが、自分たちで党の役職と、閣僚を独占してて、それ以下の人に回ってこない、ってすごい不満がたまってて、宮沢さんはある意味そういう人たちの不満を代弁して、「爆弾発言」をしたっていう側面はあるそうです。
――その宮沢議員に対して安倍派の他の人たちは、よく言ってくれた、となるのか、この人だけ裏切り者扱いして終わってしまうのか。
(武田氏)これは難しいです。派閥って非常に強固な、体育会的な組織だから、こういうことを言った人を外すという論理が働く。でも清和政策研究会は、そういう点でいくと、ちょっと甘くて、昔の経世会とか、田中派みたいな「一致団結、箱弁当」な組織じゃないから、もしかすると(宮沢議員のような)人が出るかもしれない。