寺のあちこちに“龍”!?

熊本県菊池市で425年続く「廣現寺(こうげんじ)」。ここでは寺の境内のあちこちに「龍」が配置されています。

参拝者を迎える楼門には、木で彫られた「龍」。本堂を見上げると、梁にも「龍」。そしてシンボルとなっているのが本堂の中心にある龍の手すりです。

ーーなぜ沢山の「龍」があるのでしょうか?

廣現寺 秋吉住職「(手すりの龍は)生前父が彫ったものになります。父は菊池市の白龍を意識していたのか、龍を数多く彫っています。門徒以外の地域のお寺に行くのは結構勇気がいると言われるので、一般の方でもすっと入っていただけたらという思いもありまして」

住職の秋吉さんは京都のように『観光としても訪れやすい寺へ』と去年計画を立ち上げました。

それが「龍でつなぐプロジェクト」。