犯罪として立件される可能性 公民権停止も

薄井シンシアさん(52歳からパートを始め、ホテル営業開発副支配人に):
国会議員は、お給料もあり、経費も全部国が出してくれるのに、なぜお金が必要なんですか?

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
選挙にはそれなりに時間とお金がかかる。選挙事務所をたてたり、秘書を雇ったり、いろいろな機材を買ったり、宣伝ビラを作ったりするのにお金がかかる。
日本の今の制度は、上限はあるが、お金はいくらでも集めてもいいですよ、使ってもいいですよ、その代わり、透明にしなさいっていうルールなんです。
今回の事件は、透明にしていなかった、隠していた、裏金としてお金をピンハネしていた。いちばん大事な、透明にしなさいというルールを破った。

薄井シンシアさん:
犯罪として立件できる可能性はどのくらいある?

薄井シンシアさん:
おそらく2種類の犯罪になる。
1つは、きちんと明記しなかったことに対する、政治資金規正法違反。
もう1つは、脱税。裏金として自分で使っていますからね。

薄井シンシアさん:
みなさん、役職を辞めれば済む話なんですか?

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
辞めても済む話ではありません。犯罪として立件されますし、おそらく何人かは、公民権停止ということで、被選挙権がなくなり、立候補ができなくなるだろう。