“裏金疑惑”10人への捜査どうなる?

藤森祥平キャスター:
政治資金収支報告書に記載していなかった、安倍派幹部の裏金疑惑は…

▼松野 官房長官側…1000万円超
▼高木 国対委員長側…1000万円超
▼世耕 参院幹事長側…1000万円超

そのほかの安倍派の議員では…

▼大野泰正 参院議員側…約5000万円
▼池田佳隆 衆院議員側…4000万円超
▼谷川弥一 衆院議員側…4000万円超
▼橋本聖子 参院議員側…1000万円超

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
いちばんの問題は、政治活動に使うんだ、と言って非課税で集めたお金をプールして、派閥から議員へ、裏金としてキックバックしていたこと。
そして、議員らは、何に使ったかを全く明らかにしないまま、非課税のお金を、何にでも使える金にしていたということ。
安倍派という、長期政権の中での最大派閥の力で、これを組織的、継続的に進めていたということが明らかになった。

藤森キャスター:
このあとの捜査はどうなるのか。若狭 弁護士に伺うと、「安倍派の現職の国会議員、秘書、会計責任者、退職した議員や職員など、広範囲、かつ相当な人数に対して取り調べが行われるのではないか」ということでした。

小川彩佳キャスター:
13日に国会は閉じますが、その後、本格的に捜査が始まる?

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
おそらく派閥の事務所、それから会計責任者、場合によっては、関係する国会議員への取り調べが、一挙に進むと思います。