市販薬乱用の背景に『社会的孤立』

同調査では、市販薬の乱用経験がある高校生の特徴もまとめています。まず、男性よりも女性が多いこと。
生活習慣も、「睡眠時間が短い」「朝食を食べない頻度が高い」「インターネットの使用時間が長い」などとなっています。
学校生活については、「楽しくない」「親しく遊べる友人や相談できる友人がいない」と感じている人が多く、家庭生活でも「親に相談できない」だったり、「大人不在で過ごす時間が長い」「家族と夕食を食べる頻度が低い」など社会的な孤立を感じてしまっている、という共通項が浮かび上がっています。
――こうした特徴について、どうみていますか?
(産婦人科医 丸田佳奈さん)「一般的に言われるのは、オーバードーズに関しては、ちょっと興味があって、ではなくて、やはり現実世界で、孤立とか孤独を感じている、例えば親子関係だったり学校だったりで誰にも相談できないっていうことが悩みになって何とかしてつらさを免れたい、っていうことで始めてしまうってことが多いです。
また、SNSの中でそういう仲間と接触できるっていうのが、悪いことなんですけど、少し心の支えになっている部分がある。ですから、買えないようにとか、手を出さないように教育するとかも必要ですけれど、こうした背景を解決しないと、また違う依存に陥ってしまうことになります。社会的な子どもの孤立を解決していかなきゃいけないと思います」














