シンディアナが目指すもの

その後「ガリラヤのシンディアナ」のオリーブオイルは、海外の国際コンペで賞を受賞するなどその品質も高い評価を受けています。

また、シンディアナは立ち上げ当初から、アラブ・パレスチナの人たちもユダヤ系の人たちも「だれもが平等で対等に暮らせる社会」を目指すことを理念に掲げ活動し続けています。シンディアナで働くユダヤ人スタッフはパレスチナの母国語であるアラビア語を学んでいて、自分たちから知ろう、理解しようというスタンスをとっています。

戦闘が始まっても変わらぬ「意志」

パレスチナ自治区ガザ地区でのハマスとイスラエル軍の戦闘が勃発した後も、変わらず希望を失わずに活動を続けるシンディアナのスタッフに対し、改めて尊敬の念が増したと皆川さんは言います。