「ガリラヤのシンディアナ」との出会い
それは、「ガリラヤのシンディアナ」です。
パレスチナ地域北部のガリラヤ地方(現イスラエル)などでアラブ・パレスチナ系の住民とユダヤ系の住民が共同で運営しながらオリーブオイルの生産を行う団体でした。

皆川さんは「ガリラヤのシンディアナ」が新規プロジェクトで“生産者に適正な価格を支払う=フェアトレードでのオリーブオイルの販売先を探していることを知り、一緒に働いていきたい、と1998年から輸入を開始します。
パレスチナ・オリーブ代表 皆川万葉さん:
「フェアトレードって、ある程度一定の数を継続的に入れていかないと安定した向こうの支えにはならないと、割とすぐ気づいたので、これは市民団体の活動の延長というより仕事としてやっていかないといけないんじゃないかなと思ったんです」