同じく日本維新の会の現職・浅田均さん(71)。維新の身を切る改革を国会でも進めたいと訴えます。
(日本維新の会・現職 浅田均さん 演説の様子)
「日本維新の会がやってきたこの大阪での改革、これを他府県に広げていく。そして永田町、霞が関で同じ改革を進めたら改革によって財源が生まれる。改革によって経済成長は可能になるんです」
浅田さんは党を創設したメンバーの1人で維新の頭脳と評される政策通です。そんな浅田さんの胸元には。
(日本維新の会・現職 浅田均さん)
「がんで闘病中の(支援者の)方がおられて、病気が治るのと同様に維新の会が大きくなってほしいという願いを込めて作った維新くん人形です。選挙が終わるまでは身につけていようと」
ギター演奏が趣味の立憲民主党の新人・石田敏高さん(57)。青空対話集会と題して有権者1人1人の声に耳を傾けます。
(有権者)
「どういう社会にしたいんですか?」
(立憲民主党・新人 石田敏高さん)
「自由でありながら、お互いが調和しているような社会」
(有権者)
「カジノ誘致についてどう思われますか?」
(立憲民主党・新人 石田敏高さん)
「僕は銀行員10年間してましたけど、このカジノ絶対もうかりません。将来に対して大きな負債を残します」
石田さんが訴えるのは安定した雇用の実現です。
(立憲民主党・新人 石田敏高さん)
「日本人が20数年間も賃金下がってきている中で、ちゃんと賃金が上がる国にしていきたい。雇用も非正規じゃなくて正規雇用を作っていく、安定的な仕事を作っていくことをしたい。自・公・維ではなくて立憲民主党という選択肢があるんだということを示したい」
共産党の元職・辰巳孝太郎さん(45)。大阪で誘致が進むIR(カジノを含む統合型リゾート)の反対を訴えます。
(共産党・元職 辰巳孝太郎さん 演説の様子)
「現職4人います。自民・公明・維新の2人、全員がカジノ賛成、カジノ推進派です。皆さんのカジノはあかんの声をまっすぐ国会に届けさせてください。カジノ計画をストップさせてください」
辰巳さんは3児の父。選挙戦の心の支えはスマホの家族写真です。
(共産党・元職 辰巳孝太郎さん)
「この子たちがどういう暮らしをこれからできるだろうか、どういう日本を手渡したいだろうかって考えた時に、政治家として何をしなければいけないのかというのは明確に出てきますよね」