ミゾレを木箱に入れて運ぶ竹内さん『事故のないように、命を最優先で』

 そして引っ越し当日の11月28日、まだ日もあがらない午前4時に準備は始まりました。担当飼育員の竹内さんから1日の流れを再確認。

 (竹内慧さん)「普段は僕らも引っ越しは頻繁にやる作業ではないし、ミゾレを運ぶのは初めてなので。事故のないように、命を最優先で頑張ろうと思っています」
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 まずはミゾレを外に出すため運搬用の箱にミゾレを移します。

 (竹内慧さん)「ちょっとここからなんですけど、繊細な作業になりますので、撮影の方はご遠慮いただきたいと思います」

 取材カメラに警戒するとうまく木箱に入ってくれない可能性があり、ミゾレを安心させるためにも見慣れたスタッフのみで行います。
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 そして、部屋に入って20分。スタッフたちが部屋から木箱を運び出します。

 (竹内慧さん)「(Qこの木箱の中にミゾレがいる?)入っています。(Qおたる水族館まではこの中?)そうですね、やむを得ないんですけど、途中で開けることはしないです」

 箱の中には水も入っていません。ミゾレにとってここからふんばりどころです。
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 (竹内慧さん)「いまは準備で箱をバタバタと動かしたので、ミゾレも落ち着いていないと思うので、しばらく車に積んだ状態で様子を見て、ミゾレが落ち着いている様子なら出発しようかなと思います」

 (竹内慧さん)「落ち着きましたね、次は伊丹空港まで」