■新たにシュウマイで“町おこし”? ウナギにシュークリーム!?

続いては、第7世代シュウマイで町おこしまで始めた町があるということで向かったのは、栃木県鹿沼市。

鹿沼商工会議所 水越啓悟さん
「鹿沼はこれからやっぱり宇都宮の餃子のようにシュウマイが有名になるといいなというのがありますね」

実は鹿沼市の隣は宇都宮市。餃子で全国的にも知名度の高い地域です。宇都宮の餃子の像に対抗して、昨年鹿沼駅前に誕生したのが謎の「シウマイ像」。リポーター
「こちらはまだ作りかけですか?」

鹿沼商工会議所 水越さん
「いや、もう完成しています。鹿沼のシュウマイは第7世代と呼ばれています。飲食店さんで新しいシュウマイを開発していただいて、町おこしを進めています」

そんな鹿沼市のシュウマイはというと・・・

鹿沼の鰻屋 土用亭 福田桐子若女将
「お待たせしました。親子しゅうまいでございます」

ウナギのかば焼きと白焼きがのったなんとも珍しいシュウマイ「親子しゅうまい」(税込1700円)。そのお味はというと・・・

シュウマイを食べた客
「肉肉しいシュウマイでお肉がギュッと詰まって、そことウナギの甘さとニラの醤油のさっぱり感がベストマッチで」

日本シュウマイ協会 シュウマイ潤さん
「シュウマイ自体がベースがすごいシンプルだし、主張しすぎない料理だから、ウナギとか強い料理でも全然合うと思います」

さらに白焼きがのったシュウマイは、白身魚のすり身と地元名産のニラが入っています。

鹿沼の鰻屋 土用亭 福田若女将
「常識にとらわれないシュウマイを発想したくて考えました」

さらにケーキ屋さん「創菓工房 松屋」まで!

リポーター
「ここにシュウマイがあります」見た目はシュウマイですが、実はシュークリーム。その名も「シューうまい」(税込248円)。リポーター
「口に運ぶまではどうしても見た目でシュウマイの味を想像してしまうんですけれども、とっても甘くて美味しいです」

日本シュウマイ協会 シュウマイ潤さん
「ベースのシュークリーム、その上にマロングラッセをのせて、それを小麦粉の皮の代わりにぎゅうひで包んでいると。グリンピースの代わりにヒマワリの種を。見た目は本当にシュウマイそのものですね」

進化するシュウマイ。ちょっと変わったシュウマイパーティーもいいですね!