香川県で全国の8割が生産され、おせち料理の食材として欠かせない「金時にんじん」の収穫が坂出市で行われています。

葉を引っ張ると砂地から紅い「金時にんじん」が姿を現します。

塩田跡地に作られた坂出市のにんじん畑です。

農家の人が、長さ30センチほどに育った「金時にんじん」を次々と収穫していました。

収穫が始まったばかりの先月末頃は、高温の影響で色も大きさも今一つでしたが、気温が下がるにつれ色づきも良くなり、正月の需要期を前にできは上々です。

(金時にんじんの生産農家 香川良太郎さん)「肉質がやわらかくて甘いので、お子さんにも食べやすい食材となっているので、いろんな普段のおせち料理だけでなくいろいろな野菜として楽しんでもらいたいです」

金時にんじんの収穫は来月(12月)上旬に最盛期を迎え、来年3月まで続きます。