
発覚のきっかけは、9月4日午前2時ごろ、苫小牧市で「フラフラ走ってる車がある」という1本の通報でした。
警察官が付近に駆け付けると、住宅街の片側1車線の道路で、大崎被告が運転していた軽乗用車が電柱に衝突、生後わずか2か月の女の子の赤ちゃんが車内で大泣きし、頭に大きな“タンコブ”ができていました。

赤ちゃんは頭の骨を折る重傷で、およそ2か月もの入院を余儀なくされました。
チャイルドシートは後部座席に設置されていたものの、赤ちゃんが発見されたのは、助手席の足元でした。

警察は、尿検査の結果と覚醒剤粉末付着のビニール袋の押収で大崎被告を逮捕、さらに事故当時、覚醒剤の影響で正常な運転ができない状態だったのに、運転して赤ちゃんに大けがをさせたとして、10月4日、危険運転傷害の疑いで再逮捕していました。